「相続土地国家帰属法」初の適用

小泉龍司法相は3日の記者会見で、相続した土地を国に引き渡せる制度が4月に開始して初めての活用例を確認したと明らかにしました。「少子化や高齢化が進む中で出てきた、さまざまな問題を克服するための新しい制度だ。しっかり取り組んでいきたい」と述べました。2日時点で富山県内の土地2件が国庫に帰属したとのこと。
 法務省によるとこの制度の申請は8月末時点で全国で885件にのぼり、田畑が4割、宅地が3割、山林が2割となっているそうです。

この制度は相続又は遺贈(遺言によって特定の相続人に財産の一部又は全部を譲ること)によって土地の所有権を取得した相続人が一定の要件を満たした場合に、土地を手放して国庫に帰属させることを可能とするもので、今年の4月27日から始まっています。詳しくは法務省のページをご覧ください。

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